単純性紫斑病

単純性紫斑病

単純性紫斑病は四肢、特に足に紫斑が現れる疾患です。

臀部、太ももなどの柔らかい部分に出る事が多いようです。

ふくらみのない平らな紫斑であり、形は点状です。若い女性に多くみられます。

春と秋に多く発症するという特徴があります。遺伝的傾向が高いようです。


紫斑のほかには症状は現れません。原因はよくわかっていませんが、

毛細血管の弱さが原因ではないかといわれています。

毛細血管の抵抗力が弱り、血管の透過性が高まってしまったために@

血液が血管から漏れ出してしまうのです。


また、特定の物質に対するアレルギー反応が原因とも言われています。

アレルギー性紫斑病の軽症型とみることもあるようです。

特に、疲れているときや、女性では生理中に悪化することが多いようです。


他の紫斑病との鑑別がとても大事で、特に初期はアレルギー性紫斑病との鑑別が難しいため、

紫斑が現れたらすぐに病院に行くことが大切です。


血液検査をすると、プロトロンビン時間(止血作用をおこなう凝固因子の働きを測定する検査)、

血小板数、出血時間などは正常なのがわかります。


治療としては、ビタミンCを内服して、血管を強化させます。

安静にし、スポーツなどは避けます。

単純性紫斑病は数週間でよくなる予後の良いものですが、再発しやすいものです。

それほど深刻な疾患ではないですが、

症状が出たら、他の紫斑病との鑑別のため、早めに受診するのが好ましいでしょう。

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