電撃性紫斑病
電撃性紫斑病は小児がかかりやすい疾患です。
多くは風疹、ジフテリア、肺炎、猩紅熱などにかかったあとに急激に発症します。
また、髄膜炎菌が原因の発病もあるようです。
四肢に出血斑(紫斑)が現れ、急速に広がっていきます。
色は青色や赤紫色に変色し、壊死に至ります。悪寒、意識障害、けいれんなどが見られ、
24時間~48時間以内で死亡することの多い、極めて死亡率の高い疾患です。
紫斑の他に血小板数減少、フィブリノーゲンの低下を伴なっています。
電撃性紫斑病では、播種性血管内凝固症候群(DIC)を起こすことがあるようです。
DICとは、毛細血管内に小さな血の塊(微小血栓)ができ、
それを原因として多臓器不全を起こす症候群です。また、出血症状も現れます。
また、電撃性紫斑病は新生児もかかる疾患です。
新生児の場合は、先天性プロテイン欠損症による場合に起こります。
先天性プロテイン欠損症の新生児の場合は、
生後1~2時間から生後5日までに電撃性紫斑病を発症することがわかっています。
初めは四肢に出血斑が出て、その後それが急速に広がっていきます。
やがてその部分の色が暗紫色から黒色に変色し、皮膚が壊死してしまいます。
急性期を乗り越えた後も、症状が再燃することがあるので、長期的な治療が必要となります。
通常はワーファリンを服薬しながら様子を見ることになるようです。
